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経済

韓国の政策金利 14か月連続の据え置き

Write: 2014-07-10 11:31:48Update: 2014-07-10 13:31:35

韓国の政策金利 14か月連続の据え置き

韓国の中央銀行にあたる韓国銀行は、10日の金融通貨委員会で、現在の2.5%の政策金利を据え置くことを決めました。
政策金利の据え置きは、去年5月に0.25%引き下げて以来、14か月連続となっています。
これは、経済が緩やかに回復しているものの、民間消費が低迷しているうえに、ウォン高基調が続く中で、政策金利の引き上げは韓国経済に悪影響を及ぼすおそれがあるほか、アメリカの量的緩和縮小に伴って先行きが不透明なリスクもあり、当面、見守る必要があると判断したものとみられます。
経済専門家の多くが、金利据え置きが当分続く可能性が高いとみていて、政策金利の据え置きは、これまでで最も長かった2009年3月から2010年6月までの16か月を更新するとの見方も出ています。
韓国銀行は、2012年7月に3%に、10月に2.75%に、それぞれ0.25ポイント引き下げてから7か月間据え置き、政府が補正予算を編成した去年5月にさらに0.25%に引き下げ、それ以来、14か月連続の据え置きとなりました。
一方、韓国銀行は、旅客船沈没事故の影響で、消費が落ち込んでいることから、韓国経済のことしの成長率の見通しを、これまでの4%から3.8%に、来年の見通しを4.2%から4%に下方修正しました。

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