韓国を国賓として訪れていた中国の習近平国家主席は、朴槿恵(パク・クネ)大統領に対し、中国中心の政府間銀行「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」への韓国加盟を要請していたことがわかりました。
これは大統領府・青瓦台のアン・ジョンボム経済首席秘書官が4日、明らかにしたものです。
アジアにおける投資を専門とする「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」は、アメリカと日本が主導するアジア開発銀行(ABD)に対抗して、中国が中心となって設立する銀行で、習近平国家主席はその設立に向けて、関係各国に積極的に参加を要請しています。
この銀行への加盟について、習近平国家主席が朴槿恵大統領に要請したのは、3日の韓中首脳会談の席で、「韓国はインフラに関する建設・技術・資金・経験で優位に立っており、AIIBの創立加盟国で参加してほしい」と要請したということです。
これに対して、朴大統領は、「中国が域内の経済開発や成長を促す試みの一つだ」と評価し、「韓国政府内で今後検討し、論議を深めていきたい」と述べました。