韓国を訪れている中国の習近平国家主席は4日、ソウル大学で特別講演し、両国の協力関係の重要性を訴えました。
中国の国家主席が韓国の大学で講演したのは初めてです。
この中で、習近平国家主席は、韓中関係について、「両国は、共同発展のパートナー、知恵と平和のパートナー、そして世界のパートナーを目指していく。アジアの広い海が両国の新たな大きな夢になるよう努力しなければならない」としています。
また、習主席は、韓半島に核兵器が存在することに反対し、対話と交渉によって核をはじめとする韓半島問題の解決に向けて努力するとの中国の立場をあらためて表明し、「韓国と北韓が力を合わせ、関係改善を進めていけば、韓半島の自主的平和統一は必ず実現する」と強調しました。
習主席は、これに先立ち、4日午前、国会を訪れ、鄭義和(チョン・イファ)国会議長や与野党の院内代表と会談しました。
また、朴大統領との特別昼食会のあと、朴大統領と習主席は、韓国と中国の企業家ら経済界の関係者500人余りが参加する韓中経済通商協力フォーラムに出席し、それぞれ演説して、韓中両国の戦略的協力関係の必要性を強調するものとみられています。
習主席は、韓国に在住する中国人との懇談会にも出席して、4日夕方、中国に帰国することになっています。