サッカーワールドカップブラジル大会での成績不振や選手の起用などで非難を浴びている洪明甫(ホン・ミョンボ)監督について、大韓サッカー協会はそのまま監督を続けさせる方針です。
大韓サッカー協会が1日、発表したところによりますと、洪明甫監督の任期は今回のワールドカップまでではなく来年6月までとなっているため、引き続き韓国代表の指揮を任せる方針です。
サッカー関係者やファンの間では、選手の起用や戦術で問題があったとして、責任をとって辞任しなければならないとする声が出ている一方、準備期間が1年と短かったことや後任に適した人物がいないことなどから任期を全うさせるべきだとする声も出ていました。
大韓サッカー協会は3日、記者会見を開いて、洪監督の再信任を明らかにする予定です。
ブラジル大会で、韓国は第1戦のロシアと引き分けたあと、第2戦のアルジェリア、第3戦のベルギーに敗れ、2敗1引き分けで、グループHの最下位となり、1次リーグ敗退となりました。韓国が1勝も挙げられなかったのは、1998年のフランス大会以来4大会ぶりです。