韓米合同軍事演習なども含めて、すべての敵対行為を4日以降中止することなどを求めて、北韓が30日に発表した『韓国に対する特別提案」について、韓国統一部は、北韓が核開発と経済発展を並行して進める路線を放棄しないまま、特別提案で韓半島の平和的な雰囲気を造成しようとするのは間違っているとして、北韓の提案を事実上拒否しました。
これは、韓国統一部が1日午後、報道官声明を発表して明らかにしたものです。
北韓は30日、「韓国に対する特別提案」を発表し、4日からすべての軍事的及び心理的敵対行為を中止すること、9月19日から10月4日までの仁川アジア大会の期間中、南北間の交流と協力を促進すること、平和的な雰囲気を高めるためにも、韓米合同軍事演習を中止することなどを求めていました。
これに対して、韓国統一部は1日、報道官声明を発表し、「北韓の核とミサイル開発が韓半島の平和と民族の将来に対する根本的な脅威である」として、「北韓が核開発と経済発展の並行路線を放棄しないまま、特別提案で韓半島の平和的な雰囲気を造成しようと主張するのは、根本的に間違っている」と指摘し、北韓の提案を事実上拒否しました。
また、声明では、「北韓が韓半島の平和を望むのであれば、何よりも核問題の解決に真摯な姿勢で臨むべきであり、南北対話と協力の場に出るべきだ」として、北韓の前向きな姿勢を改めて求めました。
北韓の特別提案については、柳吉在統一部長官が1日、国会の外交統一委員会に出席して、「現実的には受け入れがたい内容もある」と述べていて、この「受け入れがたい内容」とは、8月に予定されている韓米両軍の合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン」の取りやめを指すものとみられています。