3日に韓国を国賓として訪問する中国習近平国家主席と朴槿恵大統領の首脳会談では、共同声明とともに、経済交流を活性化することなどを盛り込んだ包括的な協力に関する付属書も採択することになる見通しです。
これは、政府消息筋が1日、明らかにしたもので、韓国と中国の間では多様な協力事業が進められていることから、包括的な文書が必要であると判断したことによるもので、付属書の作成に向けて詰めの調整を行っているということです。
まず、韓中の戦略対話について、韓国の大統領府青瓦台の国家安保室長と中国の外交安保担当の国務委員の間の対話を活性化するほか、韓中次官級戦略対話を早期に開催することや、政党間の政策対話の発足などが盛り込まれる見通しです。
また、経済交流については、韓中FTA=自由貿易協定交渉の進展に向けた努力や経済問題での協力、投資環境の改善、未来産業技術の協力などが中心となる見通しで、今回、経済協力に関する了解覚書が10件あまり結ばれることになっています。
また、連帯の強化については、両国の有識者が参加する人文交流事業や韓中青少年キャンプなどを進めることや、韓中領事協定を締結することで相互の在外国民保護協力についても取り上げるものとみられています。
一方、共同声明では、北韓の核・ミサイル問題が主要なテーマとなる見通しで、北韓の核を容認しないとする原則にもとづき、「韓半島非核化」という表現が盛り込まれるものとみられています。