サッカーのワールドカップ・ブラジル大会のグループHの韓国は、韓国時間で27日、1次リーグ最終戦の第3戦でベルギーと対戦し、0対1で敗れ、1次リーグ敗退が決まりました。
韓国が決勝トーナメントに進出するためには、多得点での勝利が条件の一つで、先発メンバーを入れ替えて変化を加え、最終戦に臨みました。
また、前半の終了間際には、ベルギー選手が1人退場となり、韓国が人数的に優位に立ちながらも攻めきれず、後半33分、ベルギーに決勝ゴールを許し、結局0対1で敗れました。
これで韓国は1引き分け2敗でグループHの最下位が決まり、決勝トーナメントへの進出はかないませんでした。
グループHでは、ベルギーとならんで、アルジェリアが1勝1敗1引分け、勝ち点4で2位となり、決勝トーナメントに進出しました。
韓国のワールドカップへの出場は今回で8大会連続の9回目で、2002年韓日大会で4強入りを果たしたあと、今回は、前回の2010年の南アフリカ大会でも果たした決勝トーナメントへの進出を目指していました。
一方、今大会では韓国と日本を含めたアジア勢の4か国は、結局一勝もできず、1998年大会以降初めてすべての国が1次リーグで姿を消すことになりました。