ウォン高傾向が続く中、ソウル外国為替市場では9日、1ドルが1020ウォンを割り込み、先週末より4ウォン30銭安い1016ウォン20銭で取り引きを終えました。
これは、2008年8月6日に1015ウォン90銭となって以来、5年10か月ぶりの最高値です。
専門家らは、5日にヨーロッパ中央銀行が政策金利の引き下げや、マイナス金利など通貨緩和措置を打ち出したことが、国際市場で新興国の通貨が値上がりする要因となったと分析しています。
また今後の見通しについては、ウォン高が1ドル=1000ウォン台まで進む可能性が高いとする見方が強くなっています。