経済
釜山-九州の定期船 日本人乗客が歴代最少
Write: 2014-06-07 10:29:08 / Update: 2014-06-07 10:29:08
韓日関係の悪化や、円安ウォン高傾向が続いていることから、韓国の釜山と、日本の九州を結ぶ定期船を利用した日本人の乗客が、今年3月までの一年間に、統計を取り始めた1999年以降、最も少なくなっています。
これは、九州運輸局が6日に発表したものです。
それによりますと、今年3月までの一年間に、釜山と九州の博多、下関、対馬を往来する定期船のフェリーと高速船を利用した日本人は20万人にとどまり、前の年に比べて3割も減っています。
また同じ期間中にこれらの定期船を利用した韓国人も、0.3%減って83万6000人となり、全体の乗客数は日本人の減少が響いて7.4%少ない105万9000人にとどまっています。
これについて、九州運輸局では、「冷え込んでいる韓日関係や、円安ウォン高傾向が続いていることが要因である」と分析しています。
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