ウォン高傾向が続くソウル外国為替市場では、5日午後3時現在、日本の円100円が1000ウォンを切って、995ウォン12銭で取り引きされています。
ウォンは、4日も円安基調が続き、夜に入って一時日本の円100円が997ウォンで取り引きされて、2014年1月1日以来、5か月ぶりの高値を記録していました。
5日開かれるヨーロッパ中央銀行の委員会で、追加の金融緩和が決まれば、ウォン高はさらに一段と進み、ウォンの対円相場もさらに上昇するものとみられています。
ウォン高円安傾向は、日本企業と競合する韓国企業の輸出競争力の悪化につながることが懸念されていて、外為当局が市場介入に乗り出す可能性も出ています。