韓国の統一地方選挙は4日に投票が行われて即日開票され、焦点となっている17の広域自治体の首長選挙は、午後11時現在、与党が9か所で優勢になっているのに対し、野党はソウル市長選挙で与党候補を大きくリードするなど8か所で優勢になっていて、与野党の大接戦が続いています。
4年に1度実施される韓国の統一地方選挙は、17の広域自治体の長や教育監をはじめ、226の地方自治体の長と議員ら合わせて3952人を選出する選挙で、旅客船沈没事故の対応をめぐって、厳しい政府批判が起きた中、与党セヌリ党がどのような戦いを見せるか注目されていました。
投票は午後6時に締め切られたあと、順次開票が進んでいて、4日午後11時現在、最大の焦点となっているソウル市長選挙は、野党の新政治民主連合の候補で再選を目指す朴元淳(パク・ウォンスン)市長が、与党セヌリ党の鄭夢準(チョン・モンジュン)候補を大きくリードしています。
また、ソウル市を含む17の広域自治体の首長選挙をみてみますと、優勢なのは与党が9か所、野党が8か所となっています。
このうち、大邱と蔚山市長選挙、慶尚北道、慶尚南道、済州道の知事選挙の合わせて5つの選挙では、与党候補の当選が有力視されているのに対し、ソウル、光州、 世宗の市長選挙、それに忠清南道、全羅北道、全羅南道の知事選挙の合わせて6つの選挙では野党候補の当選が有力視されています。
また、伝統的に保守色が強く、ソウル市より人口が多い首都圏の京畿道の知事選挙では、与党セヌリ党の南景弼(ナム・キョンピル)候補が、野党新政治民主連合の金振杓(キム・ジンピョ)候補をリードする展開となっています。
このほか、首都圏の仁川、大田、釜山の市長選挙と 江原道 忠清北道の知事選挙などでも、与野党候補が激しく競り合っています。
中央選挙管理委員会によりますと、接戦となっている選挙を除けば、4日中に当落が判明し、激戦区も含めて開票結果がすべて判明するのは5日未明になるものとみられています。