4年に1度実施される韓国の統一地方選挙が4日投開票日を迎え、KBSなど地上波3社の共同出口調査では、与野党が一部の選挙を除き、各地で激しい競り合いとなっています。
今回の選挙は、17の広域自治体の長や教育監をはじめ、226の地方自治体の長と議員ら合わせて3952人を選出する選挙で、投票は午後6時に締め切られ、順次開票が始まっています。
選挙では、KBSなど地上波3社が、共同の調査スタッフを4日午前6時から全国の投票所に配置して、投票を済ませた有権者16万人に投票結果を聞く共同出口調査を実施しました。
その結果、17の広域自治体のうち優勢となっているのは、与党セヌリ党が5人、野党新政治民主連合が5人となっています。
残り7つの広域自治体では激しい競り合いとなっています。
このうちソウル市長選挙では、野党の新政治民主連合の候補で再選を目指す朴元淳(パク・ウォンスン)市長が54.5%と、与党セヌリ党の鄭夢準(チョン・モンジュン)候補の44.7%をリードしています。
また、伝統的に保守色が強く、ソウル市より人口が多い首都圏の京畿道(キョンギド)の知事選挙は、与党セヌリ党の南景弼(ナム・キョンピル)候補が49%、野党新政治民主連合の金振杓(キム・ジンピョ)候補が51%で、大接戦となっています。
仁川(インチョン)市長は現職の野党新政治民主連合の候補が49.1%、与党セヌリ党の候補が49.4%と激しく競り合っています。
このほか与党の強固な地盤である釜山(プサン)市長選挙では、朴槿恵大統領の側近で4回当選の国会議員が、野党系の無所属候補と競り合っています。また、野党新政治民主連合の地盤の光州(クァンジュ)市長選挙では、
党内選挙を行わずに安哲秀(アン・チョルス)共同代表が推薦し、選挙区内で論議を呼んでいた候補が59.2%、新政治民主連合から脱退して無所属で立候補した候補の31.6%を大きくリードしています。
このほか与党候補で当選が有力視されているのは、大邱(テグ)、蔚山(ウルサン)の市長と慶尚北道(キョンサンブット)知事、慶尚南道(キョンサンナムド)知事、済州道知事の5か所です。
また新政治民主連合候補の当選が有力視されているのはソウルと光州(クァンジュ)に加えて、世宗(セジョン)市長、全羅南道(ゼンラナムド)知事、全羅北道(ゼンラブット)知事の5か所です。
中央選挙管理委員会によりますと、競合地域でない場合は、4日夜にも当落が判明する見込みで、激戦区も含めて開票作業は5日未明には終わるものとみられています。