韓国の海外での建設工事の受注額が、ことし1月からの5か月間に300億ドルを超え、これまでで2番目に多い受注となりました。
海外建設協会によりますと、韓国の海外での建設工事受注額は、ことし1月から5月末までの累計で316億ドルに達し、去年の同じ期間に比べて35%伸びました。
この中にはアラブ首長国連邦で受注した原発の建設工事が含まれており、これまででもっとも多かった2010年の受注額に次ぐ規模となりました。
地域別には、中東の占める割合が依然として高く、全体の78%を占めました。これに対してアジアは大型プラントや土木工事の受注が減って、16%にとどまっています。
海外建設協会では、「今後の契約日程などを考えると、ことしの受注目標の700億ドルは達成できそうだ。下半期には中央アジア、インドネシア、シンガポールなどでの受注も期待される」と話しています。