韓国、アメリカ、日本の3か国による国防相会議が31日、シンガポールで開かれ、北韓の威嚇に効果的に対応するための3か国同士の情報共有について包括的に協議するものとみられ、その行方に注目が集まっています。
この会議は、30日からシンガポールで開かれるアジア安全保障会議に合わせて開かれるもので、国防部の関係者は、「今回の会議で、3か国は、北韓の核やミサイルの脅威に対する協力について議論するほか、災害救援をはじめ、国を超えた、非軍事的な脅威に対する協力についても話し合うことになるだろう」としています。
このうち、北韓の非核化に向けて、韓米日3か国が軍事情報を共有することについて、韓国政府は、先月25日にソウルで行われた韓米首脳会談で、その必要性で認識が一致し、3か国の軍事情報共有了解覚書の締結に向けて、実務者レベルで検討する方針を示しています。
今回の会議で、了解覚書が締結される可能性は高くないとみられていますが、3か国の覚書締結に向けた実務協議が本格化するとの見方が出ています。
韓国と日本は、2012年7月にも軍事情報保護協定の締結を進めましたが、韓国内の否定的な世論もあって、韓国が署名を延期した経緯があります。
韓国政府としては、今回の会議で3か国の情報共有の必要性を確認したうえで、地方選挙が終わったあと、覚書締結に向けた3か国間の実務協議を慎重に進めていく可能性が高いものとみられています。