自宅に固定電話を備えず、携帯電話だけを使っている人が、5人に1人に上っています。
これは、情報通信政策研究院が26日に明らかにしたものです。
それによりますと、自宅に固定電話を備えず、携帯電話だけを使っている人の割合は、2011年に17%でしたが、去年は急増して23%とおよそ5人に1人になりました。
携帯電話だけを使っている人は、男性が24%、女性が22%でした。
また、単身世帯がおよそ57%で半数以上を占めました。
さらに年齢別では、25歳から34歳までが42%ともっとも多く、少ないのは65歳以上のおよそ10%で、その他の世代は20％台でした。
情報通信政策研究院の関係者は、「通信技術の発達と携帯電話の普及に伴って、固定電話の加入率が減少しているので、これからは固定電話を使って行う世論調査なども方法を見直す必要がある」と指摘しています。