今月10日に心筋梗塞の発作を起し、緊急手術を受けて治療を続けている、三星電子の李健熙会長が25日、ほぼ2週間ぶりに目を開けて意識が回復する兆しを見せ、医療陣では認知機能の回復に全力をあげています。
三星電子の李健熙会長は今月10日に心筋梗塞で病院に運ばれ、11日未明に緊急手術を受けたあと、睡眠状態での鎮静治療を続けています。
三星医療院の関係者によると、李健熙会長は25日午後に一時目を開けて、意識が回復する兆しを見せたということで、医療陣では、心肺機能が正常なうえに、刺激に対する反応も日ごとに好転しているとして、認知機能の回復に全力をあげています。
一方、医療専門家は、目を開けたのは意識回復の第一歩だが、どこまで認知機能が回復するかはもう少し見守る必要があるとしています。