朴槿恵(パク・クネ)大統領が22日、新しい国務総理の候補として、日本の最高裁判所の判事に当たる元大法官の安大熙(アン・デヒ)氏を指名したほか、国家情報院の南在俊(ナム・ジェジュン)院長と大統領府青瓦台の金章洙(キム・ジャンス)国家安全保障室長の辞表を受理したことについて、与野党の評価が分かれています。
このうち、与党セヌリ党は22日、論評を発表し、「不条理の一掃と換骨奪胎の意志が示された人事」と述べて歓迎しているほか、記者会見で、「安氏は、経験豊かで、国務総理候補者としての資格を十分備えている。これまで見せてきた粘り強さと推進力により、国家改造を支えてほしい」と期待を示しました。
一方、新政治民主連合は22日、記者会見し、「朴大統領が検察出身者を連続して国務総理に起用するのは、国民の期待に背を向けるものだ」と批判し、「大統領府青瓦台の金淇春(キム・ギチュン)秘書室長の辞任を伴わない人事刷新は、無意味なもの」と批判しています。
政府は、安氏に対する任命同意案を28日頃に国会に提出する予定で、安大熙候補者に対する国会の人事聴聞会は、来月4日に行われる統一地方選挙のあとに開かれる可能性が高くなっています。