旅客船の沈没事故を受けて、 朴槿恵大統領は、訪問先のアラブ首長国連邦から帰国する21日以降、新たな国務総理の人選や内閣改造など、人事刷新にとりかかるものとみられます。
旅客船の沈没事故に関連して、朴槿恵大統領は19日、国民に向けて談話を発表し、事故に十分対応できなかったことを謝罪するとともに、海洋警察を解体するほか、必要なら特別検事を導入してでも真相を徹底的に究明することなどを約束していますが、人事については、言及していませんでした。
これについて、大統領府・青瓦台の報道官は19日の記者会見で、「新しい国務総理の人選や内閣改造は、朴大統領がアラブ首長国連邦から帰国したあと、行われる」と述べ、朴大統領が近く人事の刷新を図るとの見通しを明らかにしました。
旅客船の沈没事故をめぐっては、被害者の家族や国民からの強い批判が集まっていて、鄭烘原(チョン・ホンウォン)国務総理は先月27日、辞任する意向を表明し、朴槿恵大統領も事故収拾後に承認する考えを表明していました。
大統領府や内閣の人事について、与野党とも「大統領が本当に刷新する意思があるかどうかは、人事の結果でわかるだろう」として、青瓦台秘書室長を含めた大幅な改革を求めています。