15歳から64歳までの4月の雇用率が、統計を取り始めて以来最も高くなりました。
統計庁が14日に発表した4月の雇用動向によりますと、15歳から64歳までの雇用率は65.4%で、今の方法で統計を取り始めた1999年以降で最も高くなっています。
4月の就業者数は2568万4000人で、去年の同じ月に比べて58万1000人増えました。
就業者の数は、去年11月以降、毎月50万人以上増えていますが、伸び率は2か月連続で縮小しています。
このため全体の雇用率も上昇し、2007年7月以降で最も高い60.6%となりました。
一方、15歳から29歳までの就業者数は381万7000人で、去年の同じ期間に比べて9万4000人増えており、雇用率は1.1ポイント上昇して40.1%となりました。