韓国の国民が保有する資産から負債を差し引いた「国富」は、およそ1京630兆ウォン、日本円に換算しておよそ1060兆円であることがわかりました。
韓国銀行と統計庁が今回初めて作成して14日、発表した国民貸借対照表によりますと、韓国の国民純資産は、2012年末の時点で1京630兆6000億ウォンで、GDP=国内総生産の7.7倍に当たります。
部門別でみますと、非金融資産が1京731兆ウォン、金融資産はマイナス101兆ウォンでした。
また土地資産はおよそ5600兆ウォンで、全体の国民純資産の52%を占めており、GDPの4.1倍に上りました。
4人家族を基準にした1世帯の平均純資産は、およそ4億8000万ウォンで、アメリカを100としますと、日本は76、韓国は63となります。
今回初めて発表された国民貸借対照表は、国内の資産の構成や増減を把握するために作成されたもので、今後、毎年発表される予定です。