仁川国際空港と東側の龍游(ヨンユ)駅の間6.1キロに建設していたリニアモーターカーの路線がほぼ完成し、14日から試運転が始まりました。
このリニアモーターカーは、常電導吸引型磁気浮上式鉄道と呼ばれる形式で、現代ロテムと韓国機械研究院が開発した技術にもとづいて、仁川市と仁川国際空港公社などが4500億ウォンをかけて建設を進めていたもので、これから2か月間、試運転を行って問題がなければ7月中旬に正式に開通する予定です。
2両連結、無人運転の黄色い車体は、磁力によってレールから浮上し、時速110キロで複線の線路を走ります。駅は長期駐車場、管理棟など6つあり、空港駅と終点でコレイル空港鉄道と接続します。
運営する仁川交通公社は、この路線を空港のある永宗島(ヨンジョンド)を中心に2020年までに長さ53キロに延長する計画です。