韓日関係が冷え込んでいる中、両国の経済人会議が14日から2日間、東京で始まりました。
この会議は、韓日の経済協会が共同で開催するもので、韓国からは韓日経済協会の金鈗（キム・ユン）会長と全国経済人連合会の許昌秀（ホ・チャンス）会長、三星電子の姜皓文（カン・ホムン）副会長らが出席しています。
会議では、許昌秀全国経済人連合会会長が基調演説し、「互いの長所を結合させ、グローバル市場で新しい価値、新しいビジネスを創出する、次世代の経済協力関係を構築していきたい」と強調しました。
また、会議では、両国の関係が冷え込んでいる中、関係改善や経済協力の増進などについて論議が交わされることになっています。
これに先立って、韓国からの代表団の一行は、13日、安倍晋三首相を表敬訪問し、韓国の金鈗会長が「両国が強固な友好関係を続けていけるよう、最善の努力をしたい」と述べたのに対し、安倍首相は「未来志向の日韓関係に向けてともに努力することが重要だ。両国の経済関係の緊密化、発展のために協力をお願いしたい」と述べました。