韓国外国為替市場では、ウォン高傾向が一段と進み、13日午後3時58分、日本の円100円が1000ウォンを切って、998ウォン14銭で取り引きされています。
これは、2014年1月1日の994ウォン29銭以来、4か月ぶりの高値となっています。
ウォン高円安傾向について、三星先物研究院の専門家は、各国のグローバル証券市場が活発な中で、日本の金融緩和策によって円安傾向が強まって反動でウォンが高くなっていると分析しています。
一方、 ドルに対するウォン相場も今月7日に1ドル=1030ウォンを割り込んで以降、現在は1ドル=1020ウォン台で推移していて、1ドル=1000ウォンを下回るのも時間の問題だとする指摘があり、中小の輸出企業を中心に採算の悪化が懸念されています。