三星電子が中国西安に建設していたメモリー半導体製造工場が完成し、9日から本格操業に入りました。
この工場は、2012年9月から西安のおよそ115万平方メートルの敷地に70億ドルを投入して建設していたもので、三星電子としてはアメリカ・テキサス州オースティン市に続いて2番目となる海外での半導体製造工場となります。
ここでは、10ナノ級NAND型フラッシュメモリーを製造します。
中国は、NAND型フラッシュメモリーの世界需要のおよそ半分を占めており、三星電子西安工場は、中国に進出している世界のIT関連企業に直接製品を供給することによって、年間50億ドルの売り上げを見込んでいます。