6月のサッカー・ワールドカップ・ブラジル大会に向けて、韓国代表チームの洪明甫（ホン・ミョンボ）監督は、8日、出場する最終メンバー23人の名簿を発表しました。
それによりますと、フォワードは、イングランドのプロサッカーリーグでプレーするパク・ジュヨン選手やドイツ・ブンデスリーガのク・ジャチョル選手などが、ミッドフィルダーには、キ・ソンヨン、ソン・フンミン、イ・チョンヨンなどヨーロッパで活躍する選手や、柏レイソルでプレーするハン・グギョン選手などが選ばれました。
また、ディフェンダーでは、キム・ジンス選手、ユン・ソギョン選手などが、ゴールキーパーとしてはチョン・ソンリョン選手、キム・スンギュ選手などが選ばれました。
代表選手23人の平均年齢は25.9歳で、4年前の南アフリカ共和国大会に比べて1.6歳若く、海外でプレーする選手は17人で、これまでで最も多くなっています。
洪明甫（ホン・ミョンボ）監督は、最終エントリーについて、「韓国は、出場32か国のうち、最も大変な挑戦をしなければならないチームであることを考えて選抜した。旅客船沈没事故で苦しいなか、希望の火種が消えないように最善を尽くしたい」と語りました。
サッカー協会は、今回発表した最終メンバー23人と、非公開の7人を合わせた30人の予備リストを8日にFIFAに送り、23人の最終メンバーのリストを来月2日までに提出することになっています。
ワールドカップ・サッカー代表チームは12日に召集され、28日に韓国でチュニジアと評価試合を行ったあと、30日に最終訓練地であるアメリカに向かいます。