ことし9月に仁川(インチョン)で開かれる第17回アジア大会で、開会式や閉会式などが行われるメインスタジアムが7日に完成し、竣工式が行われます。
メインスタジアムは、仁川市西区の63万平方メートルの敷地に、およそ4900億ウォン、490億円を投じて2011年6月に着工し、予定より2か月も早く完成したものです。
スタジアムは、地下1階、地上4階、延べ11万3600平方メートルの広さで、6万2800人余りが収容できます。
障害者用の観覧席530席余りには、回転式車椅子席と同伴者席を並行して配置したほか、地熱や太陽熱など再生エネルギーを生かした設計で、環境にやさしい国際標準の認証も獲得しています。
大会が終了した後のスタジアムについて、仁川市では、3万席あまりの仮設観覧席を取り外し、映画館やアウトレッドなどの商業用施設として活用する計画です。
仁川アジア大会は、ことし9月19日から10月4日まで開かれます。