景気回復を体感させようと、政府は上半期の財政支出を初めの計画より増やすことになりました。
玄旿錫(ヒョン・オソク)企画財政部長官は16日の経済関連長官会議で、「4月から6月までの第2四半期の財政執行規模を拡大し、上半期の予算執行を、目標値の55%を超えて達成することを目指す」と述べました。
玄旿錫企画財政部長官は、「民間の投資など回復傾向が堅調ではなく、体で感じる景気が厳しいため継続的な努力が必要だ」と説明し、「このうち中小企業への政策金融は、上半期中に60%ほど執行されるよう第2四半期に集中的に支援する」と強調しました。
また「雇用が増え、暮らしが改善することを国民が体感できるようにするのが政策の最大の目標だ。景気回復が本格化するよう政策面の取り組みを強化していきたい」と述べました。