北韓のものとみられる小型無人機が、韓国で相次いで墜落して見つかった問題で、金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官は、「無人機が飛んで来たのは軍事的にみると奇襲だ」とする見方を示しました。
金寛鎮長官は9日、国会国防委員会の全体会議でこのように述べ、「北韓は、韓国のレーダーが小型無人機を探知できないことを巧妙に利用した」と説明しました。
また、無人機が韓国で墜落しなかったら、軍は無人機に気づかなかったのではないかという質問に対して金長官は、「その蓋然性は否定しない」と認めました。
こうしたなか、韓国軍が、北韓の無人機を探知するため、イスラエル製の低高度レーダー、RPS42の導入を検討していることがわかりました。
国防部の関係者は9日、「北韓の小型無人機に備えるため、ことし200億ウォン(およそ19億5000万円)の緊急予算を編成して、低高度レーダーおよそ10台を購入するほか、別の監視装備も補強することにした」と述べました。
低高度レーダーのRPS42は、1台当たりの価格が9億ウォンほどで、導入されれば、大統領府青瓦台などの重要施設や西部前線などに配備される見通しです。