韓国人として初めて冬のオリンピック6大会連続出場を果たしたスピードスケート短距離の看板スプリンター、イ・ギュヒョク選手(36)が、7日、現役を引退しました。
イ・ギュヒョク選手は7日、ソウルの世宗(セジョン)文化会館での引退式典に臨み、23年間の選手生活を締めくくりました。
式典には、平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック組織委員長や大韓氷上競技連盟会長ら多数の選手役員が出席し、イ・ギュヒョク選手はこれまでの選手生活を振り返り、支えてくれた方々に感謝の気持ちを述べました。
イ・ギュヒョク選手は、1991年に13歳で国家代表に選ばれてからスピードスケートの世界スプリント選手権、世界距離別スピードスケート選手権、国際氷上競技連盟ワールドカップで合わせて19回も優勝を果たしていますが、6回にわたるオリンピックでは、惜しくもメダル獲得には及びませんでした。