自営業の家庭は、賃金労働者の家庭の2倍に上る借金を抱えていることが、わかりました。
民間シンクタンクの現代経済研究院が、統計庁の資料を分析して6日、発表したところによりますと、韓国で借金を抱えている家庭はおよそ1000万世帯で、そのうち自営業の家庭が全体の2割を占めています。
そして自営業者の家庭が抱える借金は、1世帯平均で1億ウォンに上っており、賃金労働者の家庭が抱える借金の5100万ウォンのほぼ2倍に当たるということです。
これについて現代経済研究院は、賃金労働者は比較的安定した収入を維持することができる反面、自営業者は景気や売り上げの変化などの影響を受けて収入が大きく変わるので、なかなか借金が返済できないものとみられると説明しています。