三星総合化学と三星石油化学は2日、取締役会を開き、合併を決議しました。
合併は、三星総合化学が三星石油化学を吸収合併する方式で行われ、今月18日の株主総会での承認を経て6月1日までに完了する予定です。
合併の理由について、三星総合化学は、石油化学産業をめぐる不透明な経営環境を克服し、グローバル総合化学会社へと跳躍するためだと説明しています。
三星総合化学と三星石油化学が合併すれば、年間売り上げ2兆6000億ウォン、およそ2550億円、資産2兆5000億ウォン規模の化学素材会社となります。
三星グループでは先月31日、三星SDIが第一毛織を吸収合併することを決めるなど、系列会社間の事業再編が加速化しています。