韓国石油公社が持ち分を保有するイラク北部のクルド人自治区のハウラ鉱区では、原油の埋蔵量が2億5800万バレルで、最大規模の原油埋蔵量であることががわかりました。
これは韓国石油公社が2日に明らかにしたものです。
韓国石油公社によると、試掘を進めた4ヶ所ですべて原油が埋蔵されていることが確認され、最終的な埋蔵量は6億バレルを上回るものと推定されています。
韓国石油公社は、ハウラ鉱区の持ち分15%を保有していて、少なくとも3900万バレルの原油を確保したことになります。
韓国石油公社はベトナムやリビアなどでも原油を生産していますが、埋蔵量ではこれまでで最大の規模だということです。
韓国石油公社は、第1段階の生産施設が完成する5月末から1日3万 バレル、第2段階の生産施設が完成する8月末からは1日4万バーレルの原油を生産できるとしています。
韓国石油公社は、イラクで、ハウラ鉱区以外にバジアン、サンガウ南鉱区でも試掘作業を進めています。