韓国の2月の経常収支は、24か月連続して黒字となりました。
韓国銀行が31日に発表した国際収支動向によりますと、2月の経常収支は45億2000万ドルの黒字となりました。
これで、韓国の経常収支は、24か月連続して黒字となりました。
内訳を見ますと、貿易収支は、前の年に比べて輸出は7.3%増えたのに対して、輸入は1.3%の増加にとどまり、54億3000万ドルの黒字でした。
輸出は、情報通信機器23.2%、半導体13.8%、自動車が7.7%増え、輸出の増加を牽引しました。
投資に伴う利子や配当を差し引いた所得収支は、配当金の支払いなどが増えたことで、黒字幅は3億7000万ドルに縮小しました。
一方、サービス収支は、10億6000万ドルの赤字でしたが、前の月の19億1000万ドルから大きく減りました。
これは旅行収支などが改善したためとされています。