オランダのハーグで開かれた核安全保障サミットに出席したあと、ドイツを国賓として訪問していた朴槿恵(パク・クネ)大統領は29日、帰国の途につきました。
朴大統領は、24日から2日間、オランダのハーグで開かれた核安保サミットに出席し、前回の開催国として行った冒頭演説の中で、韓半島の非核化に向けて、国際社会の緊密な協力が重要であることを強調しました。
そしてオバマ大統領が主催する 韓日米3か国首脳会談では、北韓の核問題の解決に向けた韓日米3か国の連携を再確認し、6か国協議の再開に向けて一歩前進する成果をあげました。
また、3か国会談ではあったものの、朴大統領と安倍首相が会談の形で直接顔を合わせるのは初めてで、今後、韓日関係改善のきっかけになるかに期待が寄せられています。
3か国首脳会談に先立って、朴大統領は、中国の習近平国家主席とも会談し、北韓の核保有を認めず、韓半島の非核化に向けて両国間の協力をさらに強化していくことで合意しました。
朴大統領は、また、26日からはドイツを国賓として訪問し、メルケル首相らと会談し、ドイツの経験をもとに南北統一に向けた協力をはじめ、科学技術の分野などでの協力関係をより強化していくことで一致しました
ドイツ滞在中、朴大統領は、 旧東ドイツのドレスデンにあるドレスデン工科大学で演説し、北韓住民に対する人道支援の拡大や南北住民の交流拡大を柱とする新たな南北統一構想を発表するなど、4日間のドイツ訪問を終えました。
朴大統領は、29日夕方ソウルに到着することになっています。
朴大統領の海外訪問は、就任以来7回目で、ことしに入ってからは1月に国賓としてインドとスイスを訪れて以来2回目です。