北韓が朴槿恵(パク・クネ)大統領を名指しして非難したことに対し、韓国政府は27日、先月の南北高官級協議で、南北が互いに対する誹謗中傷をやめるとした合意に違反するとして、遺憾の意を表明し、中止するよう強く求めました。
これは、統一部当局者が27日、韓国政府の立場として明らかにしたものです。
この中で、統一部当局者は、北韓の非難について、「南北合意の重大な違反で、最小限の礼儀も守らない行為であり、極めて遺憾だ。二度とこうした無礼な行為をしないことを強く求める」としています。
また、この当局者は、北韓が核開発を進め、弾道ミサイルを発射するなど、挑発を続けていることについて、「韓半島に平和を定着させるための努力に水を差す挑発行為を即刻中止すべきだ。北韓は、国際社会のルールと南北間の合意を守り、南北関係の発展と韓半島の平和に向けた誠意ある行動を示すよう求める」と強調しています。
北韓の対韓国窓口機関、祖国平和統一委員会の報道官は27日、オランダ・ハーグで開かれた核安全保障サミットで、朴槿恵大統領が北韓の非核化を強く求めたことについて、「朴槿恵が本当に南北関係の改善を望むなら、勝手なことを述べてはならず、分別と理性を取り戻し、発言を慎む習慣から身につけるべきだ」として、朴大統領を名指しして非難しています。