2013年年における韓国の１人あたりのGNI＝国民総所得は、前の年より6.1％増えて、２万6000ドルを超えました。
韓国銀行が26日に発表したところによりますと、国内総生産（GDP）に海外からの所得を加えた韓国のGNI＝国民総所得は、１人あたり、2013年で２万6200ドル、およそ268万円あまりとなり、前の年より6.1％増えました。
１人あたり国民総所得は、2007年に初めて２万ドルを超えましたが、グローバル金融危機の影響で、2008年には２万ドルを割り、2011年に再び２万ドルを超えていました。
また、実質国民総所得は４％増え、実質国内総生産は３％の伸び率となりました。
韓国銀行の関係者は、実質国民総所得や実質国内総生産が増えたことについて、国内消費や輸出が堅調に増えていることによるものだと説明しました。
一方、国内総合投資比率は、企業の設備投資の不振などで、28.8％と、前の年より2.0ポイント落ち込みました。