ことばを使わずに動作で表現するノンバーバル・パフォーマンスの「NANTA」や「JUMP」などの韓流公演を見た外国人の観客が、去年、初めて減少に転じたことがわかりました。
韓国文化観光研究院が21日にまとめたところによりますと、去年、韓国を訪れた外国人観光客は1200万人で、おととしに比べて9％増えましたが、韓流公演を観覧した外国人観客は、およそ141万8000人で、おととしに比べて13％減りました。
大幅に増えていた外国人観客が減少に転じたのは初めてです。
「NANTA」などを見る外国人観客は、2009年に75万7000人、その後増え続けて、2012年には160万人を超えていました。
外国人観客が減少したのは、去年、外国人観客の中で最も高い割合を占めていた日本人の韓国訪問が大幅に減ったことや、韓流ブームがやや衰退現象にあることが背景にあるものとみられています。