韓国とアメリカは17日、租税情報自動交換協定を締結しました。
企画財政部によりますと、この協定は、アメリカの金融機関にある韓国関連口座、韓国の金融機関にあるアメリカ関連の情報を、それぞれ相手国に提供するというものです。
これにともなって、アメリカの金融当局は、アメリカ国内の韓国関連口座のうち、個人の場合は年間利子が10ドル、およそ1000円を超える口座について、法人の場合はすべての口座について、関連情報を韓国側に提供することになります。
一方、韓国にあるアメリカ関連口座の場合は、預金額5万ドル、およそ507万円を超える口座について、情報をアメリカ側に提供します。
韓国が他の国との間でこうした協定を締結したのはこれが初めてで、企画財政部は、海外での脱税を防ぐことに大きく役立つだろうとしています。
この情報交換は来年9月から行われます。