原油の国際価格が下がったことにともなって輸入物価が下がり、さらに生産者物価も下がっています。
韓国銀行が19日に発表した「2月の生産者物価」を見ますと、農産品など先月の生産者物価は1年前に比べて0.9%下がりました。
生産者物価は2012年10月に0.5%下がって以来、1年5か月連続で下がり続けています。
韓国銀行の関係者は、原油の国際価格が2か月連続で下落しているなど、原材料の輸入価格が下落していて、これが生産者物価の下落につながったとしました。
下落率を1年前と比較しますと、農産品が3.1%、工業製品2.6%、石油製品8.2%と、軒並み下落しています。
しかし電気・ガス・水道料金は1年前より6.9%上昇しています。
これは電気料金が去年2回、ガス・水道料金も1回引き上げられたことによるものです。