国連安全保障理事会は15日、ウクライナ南部クリミア半島のロシア編入の是非を問う住民投票は無効だとする決議案を採決しましたが、韓国はこれに賛成票を投じたことがわかりました。
この決議案は、国連憲章第2条にもとづき、武力の行使による領土獲得は違法だとして、ウクライナ政府が承認しない住民投票はクリミアの地位変更の根拠にはならないとしましたが、常任理事国のロシアが拒否権を行使したため、否決されました。
韓国外交部は18日、報道官がこのことを明らかにしましたが、これは、採決の結果に関係なく、クリミア半島のロシア編入の是非を問う住民投票は国際法上無効だとする、韓国政府の立場を反映したものと受け止められています。
一方、外交部報道官は、この問題で日本政府がロシアに対する制裁措置を発表したことと関連して、韓国政府も制裁に加わる計画があるかという質問に、「今のところ具体的に決まったことはない」と答え、ロシアに対する制裁には慎重な姿勢を示しました。