フィギュアスケートのキム・ヨナ選手(23)が、政府からスポーツ選手としては最高の体育勲章「青龍章」を受けることになりました。
これは、文化体育観光部が17日に明らかにしたものです。
それによりますと、キム・ヨナ選手は、「青龍章」の授与基準の改定によって対象から外れていましたが、国威発揚と韓国のスポーツの発展に貢献した功績を評価し、特例条項を適用して「青龍章」を授与することにしたということです。
「青龍章」をめぐっては、政府がことしから授与基準を1000点から1500点に引き上げたため、キム・ヨナ選手は、2010年のバンクーバー冬季オリンピックで金メダル、先のソチ冬季オリンピックで銀メダル、さらに、世界選手権大会で金メダル3つ、銀メダル2つ、銅メダル2つを獲得しましたが、点数が1424点と76点足りず「青龍章」を受けられなくなっていたため、基準が厳しすぎると批判が出ていました。