1月に韓国南西部で高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されて以来、大規模な殺処分や出荷制限が行われたため、卵の価格が上昇しています。
韓国養鶏農協によりますと、ソウル地域で販売されている卵の卸売価格は、先月末から1週間でおよそ7%ずつ上昇し続けており、先週13日には、普段に比べておよそ2割高い1個160ウォンに上昇したということです。
これについて関係者は、鳥インフルエンザの影響で卵を産む鶏300万羽以上が殺処分されたほか、多くの養鶏農家が出荷制限の対象となり、卵の販売量が普段より10%以上減少したためと分析しています。
韓国では、1月に南西部で高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されて以来、殺処分またはその予定の鶏やアヒルは合わせて1048万羽を超え、これまでで最も多くなっています。