韓国の中央銀行にあたる韓国銀行は、13日の金融通貨委員会で、現在の2.5%の政策金利を据え置くことを決めました。
政策金利の据え置きは、去年5月に0.25%引き下げてから10か月連続となっています。
これは、政策金利を引き上げた場合、回復軌道に乗りつつある韓国経済に悪影響を及ぼし、1兆ウォン、960億円を超える家計負債にも負担になるおそれがある一方、利下げに踏み切った場合、アメリカの量的緩和縮小による金融市場の不透明さなどのリスク要因も少なくなく、当面は経済の状況を見守る必要があると判断したものとみられます。