韓国の輸出額における新興国の占める割合は、アジアや中南米諸国を中心に50%を超えたことがわかりました。
韓国貿易協会国際貿易研究院のまとめによりますと、去年における新興国向けの輸出額は2900億ドルで、全体輸出の52%を占め、初めて50%を超えました。
韓国の輸出額に占める新興国の割合は、2009年に45.6%だったのが、年々増え続けてきて、2012年には49.8%にまで増えていました。
新興国に向けた輸出額を大陸別にみますと、アジアが2200億ドルと75%を占めて最も多く、次いで中南米、ヨーロッパ、アフリカ・中東の順となっています。
また、国別では、中国が1500億ドルで群を抜いて最も多く、次いでベトナム、インドネシア、インドなどの順となっています。
新興国向けの輸出については、アメリカの量的緩和縮小の影響により、新興国経済が動揺していることもあって、今年は鈍化する可能性も出ています。