6月の地方選挙に向けて、統合して新党を結成することで合意した韓国の野党2大勢力である民主党と無所属の安哲秀(アン・チョルス)議員の「新政治連合」は、3日、5対5の同数の代表とする「新党推進団」と「政務企画チーム」を発足させ、3月末の新党結成に向けた準備に取り掛かりました。
韓国の最大野党、民主党と安哲秀議員の率いる「新政治連合」は2日、6月の地方選挙に向けて統合して、新党を結成し、2017年の大統領選挙で政権交代を目指すことで合意したのに続き、3日には、統合の進め方や新党結成の日程など具体的な問題について協議しました。
その結果、双方は、5対5の同数の代表による「新党推進団」と「政務企画チーム」を発足させることで一致したほか、3月末の新党結成に向けて、党創設準備委員会の発起人を50人ずつ100人とすることでも合意しました。
ただ、国会での議席数をみますと、民主党が126人であるのに対し、安哲秀議員の「新政治連合」は2人に過ぎず、今後、民主党側がどれだけ既得権を放棄するかが新党結成の鍵の一つになるものとみられています。
また、新党への入党の仕方をめぐって、政党ではない安哲秀議員の「新政治連合」と民主党との間で、民主党が事前に解散する必要があるのかをめぐって、意見に違いが見られ、今後の交渉が難航することも予想されています。
さらに、野党2大勢力の突然の統合と新党結成の動きについては、国民の評価もまちまちで、今後、地方選挙を前に実施される各メディアの世論調査でどのような結果が出るのかが注目されます。