冬季オリンピックの視察でソチを訪れていた韓国の鄭烘原(チョン・ホンウォン)国務総理は23日、ロシアのプーチン大統領に会い、2018年の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックへ協力を要請しました。
鄭烘原国務総理は23日、オリンピックの閉会式に先立って行われたレセプションで、平昌冬季オリンピック組織委員会の委員長らとともに、プーチン大統領と会談し、平昌冬季オリンピックについて、ロシアの協力を要請したものです。
これに対して、プーチン大統領は、「平昌は次期開催地として十分準備が整っている」としたうえで、「開催国間の緊密な協力を通じて、平昌冬季オリンピックが成功するよう期待している」と述べました。
鄭烘原国務総理は、22日にはロシアのメドヴェージェフ総理と会談し、平昌冬季オリンピックへの協力や北韓で進められている羅津・ハサン開発プロジェクトでの協力について意見を交わしています。