第64回ベルリン国際映画祭で15日、韓国のドキュメンタリー映画、「ノンフィクション・ダイアリー」と「鉄の夢」が、NETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を受賞しました。
NETPAC賞は、フォーラム部門に出品されたアジア映画の中で優秀な映画に授与される賞です。
「ノンフィクション・ダイアリー」は、1990年代の連続殺人事件や三豊百貨店崩壊事故などをドキュメンタリーとして構成した映画です。
また、「鉄の夢」は、鉄鋼大手ポスコと造船大手現代重工業を中心に、韓国の産業化の過程を描いたドキュメンタリー映画です。
このほか、ユン・カウン監督の「豆もやし」が、ジェネレーション部門で短編映画賞を受賞しました。
韓国映画は今年、コンペ部門への出品はありませんでしたが、韓国で去年、旋風を巻き起こした「雪国列車(邦題:スノーピアサー)」が特別上映されました。