1995年8月にいわゆる村山談話を発表した村山富市元首相は、11日から韓国を訪れ、鄭烘原(チョン・ホンウォン)国務総理と会談することになりました。
村山元首相は、韓国の野党の正義党の招きで11日から3日間の日程で韓国を訪れるもので、12日には国会で「正しい歴史認識と日韓関係」とのテーマで講演することになっていて、滞在中、朴槿恵大統領との会談を希望していました。
しかし、朴大統領との会談の要請が遅れたことなどから、朴大統領と村山元首相との会談は調整がつかなかったということで、村山元首相は鄭国務総理と会談することになったものです。
これについて、関係者の一部には、朴大統領が安倍晋三首相の右傾化を批判してきた村山元首相と会談すれば、冷え込んだままの日本との関係をさらに悪化させかねないとの懸念から、村山元首相との会談を避けたとの見方も出ています。
韓国政府としては、韓日関係を考えるうえで象徴性のある元首相に対して、外交部が直接対応するということで、最大限の儀礼を尽くすとしています。