今年で22回目となる雪と氷のスポーツ祭典、ソチ冬季オリンピックが韓国時間の8日未明、ロシアのソチで開幕し、23日まで17日間にわたる熱戦が始まりました。
開会式は、韓国時間の8日午前1時過ぎから、フィシュト・オリンピックスタジアムで行われ、韓国はこれまでで最も多い120人の選手役員団が、白と紺色のユニフォーム姿で60番目に入場行進しました。
旗手はスピードスケート男子で6回目のオリンピック出場となるイ・ギュヒョク選手
が務めました。
今回のソチ大会には、冬季オリンピック史上最も多い88の国と地域から、7競技98の種目に2800人以上の選手が参加していて、韓国は、アイスホッケーを除く6競技にこれまでで最も多い71人の選手団を派遣しています。
また、スピードスケートやフィギュアスケート、ショートトラックなどで金メダル4個以上を獲得して、3大会連続総合10位以内に入ることを目標にしています。
一方、北韓は、今大会のいずれの競技でも出場権を得ることができなかったほか、国際競技団体の推薦枠も獲得できなかったため、選手の参加はなく、北韓が冬季オリンピックに参加しないのは、2002年のソルトレークシティー大会以来12年ぶりとなりました。
また、今回の大会は、冬季オリンピックとして史上初めて、開会式に先立って競技が行われ、 6日の女子モーグル予選第1ラウンドで、韓国はソ・ジウォン選手が24位に入りました。