先月、韓国の大手クレジットカード会社3社から、1億人分を超える個人情報が流出した事件は、流出情報件数で世界で歴代3番目に多かったことがわかりました。
先月韓国の大手クレジットカード会社3社から流出した情報件数は、1億400万人分にのぼっていることが分っていて、カード社会の落とし穴の一つとして、利用者に大きな不安が広がりました。
流出した情報の流出件数をみますと、これまで世界各国で起きた事件で、
最も多かったのは、2012年の中国・上海ロードウェイD&Bの1億5000万人分、次いで、2009年にアメリカで起きたハートランド・ペイメント・システムズの1億3000万人分で、今回の事件は、これに次ぐ3番目に多くなっています。
また、2011年から去年までの3年間に発生した個人情報流出事件は、世界で4000件余りにのぼり、このうちアメリカで起きたものが59%を占めていて、韓国は0.3%でした。
韓国で去年5回にわたって発生した個人情報流出事件は、3回までが内部によるものでした。